ブログスフィア

ついに、この日記も半月に1回のペースとなってしまった。情けない限りである。
最近「ブログスフィア」という本を読んでいるが、個人のブログが会社やビジネスを変えてしまう力があるとのことが書かれていて大変興味深い。あのWeb1.0の覇者であるマイクロソフトでさえ、ビルゲイツを含め役員がブログの価値を認め、社員のブログを黙認せざるを得なくなっている状況らしい。確かに大企業にいると自由に発言することは情報漏洩や内部告発に繋がるケースも多いことから、そんなリスクを犯してまで仕事関係のブログを立ち上げようとする社員は少ないのかもしれない。だから、外から見ると企業のブランドイメージが固定されて、社員全員が同じ考えを持っていると誤解されてしまう。実は違うんだ、社内にはこんな社員もいるし、こんな議論もなされている。といった情報が発信されれば、もっと人間らしい面が見えてきて、温かいコミュニケーションができるようになると思う。そう考えると、たかがブログ(日記)と思うなかれ。日々思いついたことでも疑問でも不満でも何でも書き綴っていくことが大切だと痛感する。
今やIT業界だけでなく、様々な企業や大学機関などで”Web2.0”が浸透しつつある。既存のWeb技術やAPIを組み合わせて、ユーザを主体に一緒にサービスを考え構築し、そして逐次アップデートしていく。といったしくみを本気で考えるようになってきた。
私の担当するサービス/システムもいよいよ次期システムの選定に向けて準備作業が本格化してきた。海外パッケージを導入するにせよ、国産にせよきちんとRFPをまとめる必要がある。今ちょうど叩き台を作成しているところである。最終的には英語でまとめるのだが、いまから英語を意識した書き方をしておく必要がある。システム屋とはいえ、英語ももう避けては通れないところまできている。頑張って勉強したい。