起業の前にしておくこと

起業は、明日から急にできるものではない。
どんなに有能で実力のある人でも助走なしには走り出せないし、運よく走り出せても長続きできない。
特に「現在の収入を断ってやるべきものではない」と言う人もいる。週末起業ならまだしも...

やはり、綿密な準備が必要だ。

その中でも一番重要なのが「プロモーション」だろう。自分が作ったシステム、自分が手掛けたサービス、そして自分自身をいかにうまくアピールできるか。もちろん、組織内だけでなく、ウェブや本や雑誌などのメディアを通じて対外的に情報発信して、最大限に露出する。そして、影響力のある人の目に止まれば、そこからさらに露出度が上がって、お友達(=人脈)もできてくる。うまく行けば「うちに来て欲しい」というお誘いもあるし、起業する際に投資してくれる人も出てくる。

さしあたって、私は原稿執筆依頼や発表会やセミナーの講演を積極的に受けることにしている。社内の機関紙の原稿を仕上げたばかりで、あと秋に向けて、今のところ2本(1本は原稿執筆、1本は研究会への発表)程入っている。それ程依頼数がある訳ではないが、露出するチャンスと考えて、チャンスを逃さないようにしている。

「起業に向けて、性急に現職を止めると損をする。焦らず今を頑張る。自分から無理に動くのではなく、相手の力を利用する。」今日はそれを確信する日となった。

さあ、明日の午後〜夜に4つのイベントに参加する。どれも起業準備のためのイベントである。移動だけでも大変そうだ。でも、とても楽しみにしている。