代弁者たれ!

めいっぱい仕事して、クタクタになって帰宅すると、よろめいて床に倒れ込んでしまった。

完全燃焼、というかバッテリー切れと言った方が正確か。

日々どれだけ消耗が激しいかを物語っている。

子どもたちは、私の帰りを待ち構えていたとばかりに、容赦なく「絵本読んで〜!」「絵書いて〜!」と甘えてくる。

でも、その笑顔と無邪気なかわいさに救われている自分がいる。

しかし、毎日これだけ疲れてるというのは正直おかしい。何かが間違っているのだ。

つまり、組織が機能していない。

個人個人はポテンシャルも高く優秀なのに、集団になると途端にフリーズしてしまうのはなぜだろうか?

答えは、マネジメントに問題があるのだ。

マネージャー不在、ノープラン&ノーポリシーなのだ。

まさに、無政府状態

みんな、個人で考え、同じような作業をそれぞれバラバラにやっている。
上に相談しても、上がのらりくらりと判断できないので、そのうち相談もしなくなる。

危機感のない上は、下から相談がないことをこれ幸い然としている。

むしろ、便りがないのは良い便りとさえ思い込んでしまう。

コレっておかしいだろっ!と思って、会議の度にいろいろと指摘&提案すると、煙たがられ、避けられる。

言えば言うほど、逆に作用する。

じゃあ、もう言わないよ!と思うけど、誰も言わないので、自分が鬼になる。

でも、それでいい。

口火を切ることが、自分の役割だから。

下のメンバーが思っていてもなかなか口にできないことをスパッと代弁してあげる。

これが自分の役目なんだと思うようになった。

けっして自分のためでなく。

また明日もみんなのために戦うぞ!