ABC+目頭足心 = 自分らしさ

最近、外部のセミナーや講演会に行く機会も減り、ベンチャー企業の社長との語らいも少なくなってきた。

それもそのはず、朝から晩まで目の前の仕事と精いっぱい向き合っているからだ。

日々戦いである。

現場担当者の声に耳を傾け、アイデア創発し、最適なシステムを模索し、プロトタイプを作って、改修を加え、精度を高めていく。

まさに、アイデアを形にする仕事。

小さく作って大きく育てる方法だ。

もちろん、やりがいはある。

なにより、”ABC(Atarimae[当たり前]のことを、Baka[バカ]になって、Chanto[ちゃんと]やる)”は重要だ。

ABCとは、ベストセラー作家および経営コンサルタントとして知られる小宮一慶さんが書いた自己啓発書(ABC「あたりまえのことを ばかになって ちゃんとやる」)のこと

しかし、目の前の仕事に没頭していると視野が狭くなるように思えて仕方がない。

そう、これからは「目頭足心」で行くべし!!

つまり、上下左右・縦横無尽に「目」のカメラを動かし、「頭」にアンテナを張り巡らし、アンテナに触れたら、即自分の「足」で確かめに行く。

まさに、仮説を立てて、検証を行うこと。

そして、琴線(「心」)に触れるモノやコトを生み出し、周囲に伝播する。

だから、あえて目の前の仕事に埋没し過ぎないように注意はしている。

言い換えると、

「T:手を抜かず、M:目の前のことをしっかりやった上で、S:外へ向かう」

とか

「S:責任感をもって、D:大胆に、K:切り込む」

といった姿勢が必要だと思われる。

それこそが、『自分らしさ(オリジナリティ)』とも言える。

さあ、7月だし、夏だし、久々に街へと繰り出しますか。