冒険人生
ひと月ぶりのブログ更新。
というより、ひと月ぶりにブログにログインした。
そんな状況である。
もちろん、来年度からの新システム運用に向けて準備が忙しいのは忙しいが、それ以上に体調不良が長く続き、精神的にもかなり参っている状況だ。
体が弱っているせいか、咳と喉痛が3週間ぐらい治らない。
タイガーウッズの愛人16人目問題や、片山右京さんの遭難事故、など年末にきていろいろな事件が起きているが、右京さんの遭難は一緒に登った仲間二人が無くなっているだけに深刻だ。
右京さんは、南極遠征のトレーニングとして富士山を選んだ。
極限状態で自分の生を優先した右京さんを誰も責めることはできないだろう。
それは、「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を25歳で樹立した野口健さんも以下のように語っている。
(前略)
右京さんが仲間を残したまま下山したのは間違えていなかったと思う。最後は生き延びなければならない。極めて冷たい表現に写るかもしれませんが、冒険では一部例外を除けば基本的には自己責任が求められるもの。
(中略)
冒険人生は冒険から得るものもあれば、時に失うこともある。それでも、挑戦を続けなければならない時がある。冒険人生とはそういうものなのかもしれない。
(後略)※野口健さんの公式ブログ「片山右京さん遭難について」
http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/51368887.html
数々の困難を乗り越えてきた野口さんが言うと説得力があるな。
冒険人生...
男は誰しも冒険したいもの。
しかし、「生と死の世界が入り交ざるギリギリの世界の中での挑戦」はなかなかできるものではない。
「死」という最大のリスクを覚悟してまでも、自分の夢に果敢に挑戦する姿を、単に「無謀」と一蹴するのは簡単だ。
「死」までは覚悟しなくても、相当のリスクを負わないと大きなことはできない、と最近つくづく思う。
1つの夢をつかみ取るためには、大きな何かを犠牲にせざるを得ない。
命の代償は確かに大きいし結果として命を犠牲にしてはいけないと思うが、志を高く持って果敢に挑んでいく姿には共感できる。
私も起業という夢を諦めずに果敢にチャレンジしたいと思う。
亡くなったお二人(宇佐美栄一さんと堀川俊男さん)のご冥福をお祈りするとともに、右京さんにはいつの日か再チャレンジしてほしい。