ベンチャーな人々

最近、起業家やベンチャーの社長に会う機会が多い。自分からそういう機会を作っているから当たり前だが。彼らと話をしていると日頃のつまらない心のモヤモヤが吹き飛んでしまうぐらい熱くて勢いがある。彼らの話は明快でわかりやすい。もちろん人をその気にさせるテクニックも十分持ち合わせているのだろうが、心を突き動かす「強さ」がある。何より、自分を一番うまく表現する「術」を知っている。それはきっと「ベンチャー」という流行りやうわべの華やかさに踊らされずに常に「ユーザの本質」を理解すべく日々切磋琢磨しているからなのだろう。ともかく、彼らの心意気やマインドには痛く共感できる。私の起業家魂にも火がつく訳である。
そんな中で、今私が一番注目しているのは「Web2.0BOOK」でおなじみの小川浩氏である。彼については、私が紹介するまでもなく、日本におけるWeb2.0の「仕掛け人(もしくは火付け役)」だ。彼はWeb2.0に関する本を多数書いているし、ブログ(speed feed)でも積極的に情報をフィードしている。彼は単にプレゼンが絶妙で話がわかりやすく面白いというだけではなく、人を喜ばせるツボを知っている。やる事がいちいちかっこいい。とにかくタフで熱い男だ。ディス・イズ・アントレプレナー
普段簡単には人を褒めない私が、こんなに褒めるのはおかしい。どうかしている。”ヤバイっ”と思わせるほど魅力的な男だ。彼に出会ってから早一年。次はどんな手で仕掛けて来るのだろうか。バーチャル(ネット)とリアルの両空間において絶えず進化し続けるこの男からますます目が離せない。