起業するということ

小川浩氏がこの度サンブリッジのEIR(客員起業家制度)第1号として起業した。良いスタートを切れたようで、心より「おめでとう!」と申し上げたい。これからもずっと応援して行きたい。

ところで、起業したい人というのは一体どのぐらいいるのだろう。新卒者で大企業に入りたい人との比率は8:2ぐらいだろうか。そして、無事に起業したものの、1-2年以内に消えていく会社はどの程度あるのか。

起業するまでも大変だとは思うが、起業してからが本当の意味での戦いだ。何せ、利益を生み出さなければ存続できないのだから、毎日が戦争状態となる。これに打ち勝つには相当なエネルギーが必要だろう。知恵を結集して立ち向かう訳だが、試行錯誤&紆余曲折を繰り返して、周囲の支持を得ながら泥臭く進めていくことになるのだろう。

果たして私にできるだろうか?結果はやってみなければわからないが、やりたいという強い意志と情熱だけはある。もちろん、やみくもに突っ走っても、成功はない。ブレのない哲学に基づき、高い理想と目標を掲げ、明確な戦略と戦術を持って、熱く・粘り強く・そして誠実に進めていきたい。

そろそろ自分の起業スタイルを決めなくてはと思っている。社名を最初に決めるべきか。ブランディングは大切だ。でも、やはりコアコンピタンスだろう。起業の手段は、まずは「週末起業」で行ってみようか。それとも、誰かの元に弟子入りして修行させていただこうか。私もきっと小川さん同様「一匹狼モデル」かなぁ、と薄々感じている。自分で考えたアイデアを、自分なりのアプローチでビジネスモデルに落とし込み、ITを駆使して、インターネットサービスとして具現化し、何かしらのフィードバックを得る。そして、その反省を元に前向きに次に向かう。というのは、何だかとても素敵である。借り物の靴ではなく、自分の素足で地面を歩いている感じがする。

さあ、明日からと言わず、今から未来予想図を描き始めてみるとするか。


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