雑感

人にせよ、物にせよ、サービスにせよ、音楽にせよ、スポーツにせよ、お笑いにせよ、人の心をつかむのは大変なことである。相当の戦略とパフォーマンス(表現力)が要求される。

家の近くにアンパンマンミュージアムができて、毎週土日は周辺道路が混雑し、中に入場するのに2-3時間も待たされる。同様に、土日や祝日に、ららぽーと横浜やIKEAに入ることは、並大抵な労力ではない。初回は単なるミーハー精神かもしれないが、人々をリピーター化させる原因は何なのか?何が人々の心を引きつけるのか?

ディズニーランドのような強烈なインパクトはないが、まずは「身近に行けて家族で楽しめる」ことが重要だ。次に、「おしゃれなのに安い」とか「広くて気軽にくつろげる」、「子供を遊ばせながら買い物ができる」などの要素が必要となる。ユーザの行動特性や生活に密着したサービスモデルの上に、遊びやおしゃれ感覚などの付加価値を付けたサービスが求められる。

ビジネス的な観点で見ると、よいサービスやコンテンツには人が集まり、人が集まるところにはお金が流れる。お金が流れると、投資家が注目し、マーケットが動く。したがって、いかによいコンテンツを集められるか、いかにサービスモデルを考えられるかがキーとなる。

以外と単純なことなのかもしれないが、「気づき」が要る。「ニーズがなければ作ってしまえ」という人もいる。確かに「先を読んで仕掛けていく」ことも大切なんだと思う。


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