成功の秘訣は欲をかかないこと!

今日も暑かった。子供たちの誕生日プレゼントを買いにトイザラスまで出かけたら、夏のような陽射しがじりじりと肌を照り付けた。梅雨はいったいどこへ行ったのやら...。ラニーニャ現象による猛暑、渇水が心配だ。異常気象による環境変化は各産業や企業などへの経済的な影響をもたらしているようだ。

さて、今日のMakeIt21は「あの娘がメルセデスを買えた理由」と題して、自動投信積立(累投)の話やそれを実現すべく、経済環境の変化を的確につかんで、資金運用していくか(インフレメリットを生かすか)という話だった。ショーンの得意な「運用力」が落とし所となった。ゲストの証券アナリスト・鈴木一之氏はJ-WAVEの”常連さん”らしい。

私は、ほとんど株売買やデイトレードなどの経験がないので、今回は比較的関心の薄いテーマではあったが、気象の変化が経済の変化に影響をもたらすことやM&Aの標的となりやすいのは資産価値の高い土地を持っている会社であることや石油、ガソリン、とうもろこし、大豆、コーヒー、チーズなど身近な物価が上昇していることなど、無関心を決め込むことのできない話題が中心であった。単に「これから注目の銘柄」的な話に終始させないところは、さすがショーンだ。

それにしても、これから注目の企業が、鉄鋼・造船であり、総合商社であり、金属・機械などを扱う専門商社であり、家電メーカだったりと、昭和の高度経済成長を支えてきた業種の会社が名を連ねたことに驚いた。日本では、今まさにインフラ産業が頑張る時なのだ。まさに、「インフレにはインフラ(うまいっ!)」ということだろう。

鈴木氏からの投資運用アドバイスとしては、「継続して複利効果を出すこと」、「欲をかかずロスをカットすること」などが挙げられた。年利(複利)10%を目標にしていたとしても、7%達成したらそこで一旦ストップして、浪費してしまう(ベンツを買ってしまう)勇気も必要らしい。やはり、人間何事も欲をかいては成功しないようだ。

ショーンズ・コンサルティングでは、ショーンから独立する人へのアドバイスが3点出された。

1.組織がなくてもできるという過信(でも冷静であること)、根拠のない自信、衝動
2.独立の必然性の裏付け(お客の声、数)
3.不確実性の要因をできるだけクリアにしていく。そして割り切り(覚悟)

ショーン自らの体験に基づくアドバイスなので、説得力がある。これらのアドバイスは、私も含め今後起業しようとしている人には、非常にありがたいお言葉である。要は「自分なりに納得の行く根拠データをある程度集めた上で、あとは清水の舞台から飛び降りる勇気」なのかな。

うーん、深い。今日も勉強になりました。ありがとう、ショーン。
来週は、いよいよ「東国原宮崎県知事」登場とのこと。今から楽しみだ。


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