美しい国って?

参院選の投票に行ってきた。

自民惨敗。やはり、年金問題(およびその後の対応も含めて)と度重なる大臣の失言や不祥事など「美しい国づくり」を目指す安部内閣としては、問題が多すぎたと思う。それでも、安部首相は続投の意向らしい(それはそれで反対はしないが)。

そもそも「美しい国」って何だろう?

ニート不登校をなくすことが美しい国につながるのだろうか?底上げして標準的(平均的)な国にすることが美しいのか?高度経済成長時の工業大国の日本なら「右へ倣え」もわかるが、多様性が強く求められる現代においては、標準的な人間は一部を除き不要なはずである。「知識ではなく行動力のある人材」「何か突出したものを持つ人材」「爆発力のある人材」が必要なはずだ。そういう意味では「アキバ系」や「ニート」は非常に大きな可能性を秘めていると言えるのではないか。私は、このような人材こそが、大きい組織や国を変えて行く力を持っているのだと思う。決して、擁護したり、助長している訳では無いが、凸凹のある人間の方が、イザという時に爆発的なパワーを発揮するように思えるからだ。

今月は異例の頻度でブログを更新し続けてきた。いろいろとイベントも多かったし、ネタには困らなかったかな。ちょっと無理したかも知れない。でも、アウトプットすることが、自分をさらに成長させてくれているように思えるし、ブログでも何度か書いたが、「継続は力なり」を実感しているからこそ、内容は薄くてダメダメでも、何かしら「気づき」や「思いつき」を書き続けようとも思っている。

CMや選挙ポスターなどにも書かれているが、安部首相の「成長を実感に」を、自分のブログを通して実感している。安部首相のスローガンの中に「新しい日本の姿の実現に向け、国民の皆さんとともに、一つひとつスピード感を持って結果を出していくことが重要だと考えています。」と書いてあった。

少なくとも、この部分だけは共感できるなと思った。「ユーザーと共に成長する」と「スピード感を持って結果を出して行く」は、私の目指すところでもある。

私もきれいごとだけではなく、具体的なプランを策定して、粘り強く継続的に(できれば柔軟で楽観的に)アクションを起こして行きたいと思っている。やっぱり、自分が楽しくないと、長続きはしないからね。