日曜出勤に思う

今日は久々の日曜出勤だった。

職場の建物の変電設備交換に伴う一時停電のため、サーバの停止&起動作業を行った。毎年法定点検に伴う停電があるのだが、今回はスポット的に夏季休暇期間中に行うための準備だった。まあ、創設以来25年ぶりということで、一種のお祭りのようなものだが、こちらにとっては堪らない。

事務所はエアコンが効かなくてサウナ状態だし、サーバ室は逆に寒すぎる。気温差10℃に少し体調がおかしくなってしまった。

それよりも、とにかくサーバを上げ下ろしすると、必ず数十台中1−2台はトラブるのだ。今回もRAID5のサーバのHDDが1台飛んだ。まあ、同時に2台飛ばない限りは問題ないが、ヒヤヒヤだ。早めに交換しないと、連鎖反応で他のディスクにも影響を及ぼしかねない。早速、明日朝一で保守メーカーに連絡するつもりだ。

ともかく、サーバの停止&起動はリスクが伴うので、気が重い。

数年前、IDC(データセンター)のハウジングサービスを利用するということも考えたが、比較した結果、やはり、自前で維持した方がコストが安いという結論に至った。しかし、その中には、専任スタッフが出勤してサーバの停止・起動および確認作業を行うための稼働は含まれていない。これをどう考えるか?私達は最大限のアピールはするものの、結局は請求書が送られてくる訳ではないので、経営サイドから言えば自腹は痛まない。

「システム屋なんだからそのぐらいやるべき」「うまく行って当たり前。失敗したらボロクソ。」の世界にあって、このギャップをいかに埋めていくかが、単なるシステム屋から脱出するための最大の課題だ。

今日はちょっと疲れてしまったので、この辺で。