終戦記念日と夏季休暇最終日に思うこと

猛暑の終戦記念日(62回目)。慎んで哀悼の意を表します。

憲法第9条護憲に賛成か反対か?」は解釈がいろいろあってどちらとも言い難いが、ともかく戦争に向かうものでなければ良いと思う。「戦争は勝っても負けても良いことなど何一つ残らない」との戦争体験者の言葉には重みがある。私の伯父(父の兄)も海軍少尉として戦争に散った一人だが、1枚だけ残っている写真(戦没者の遺影のようなもの)を見ると、私にそっくりなのである。しかも、名前の読みも同じ。ひょっとして、私は伯父の生まれ変わりなのだろうか?と想い巡らせる度に、やはり「戦争など絶対にしてはいけない!」という気持ちが強くなる。

さて、今日で夏季休暇が終わりとなる。1週間といっても、終わってしまえばあっという間だ。肝心の宿題もあまり進んでいない。案の定、家では夜中しかない。が、休みは昼間に出かけることが多いので、夜は早く眠たくなってしまい、夜中の作業は捗らない。発想の転換で、早朝やることも考えたが、休みという頭があるので、なかなか起きれない。一旦でも「やっぱり休みは思い切って休む方がよいのかなぁ」などど思ってしまうと、もうダメだ。

ということで、明日から脳細胞を活性化させて、仕事に向かいたい。小学6年生の頃、東京能率進学教室という進学塾に友人(いじめられっ子)の用心棒として通っていたのだが、そこで「やる気セミナー」というものを開催してくれて、参加したことがあり、その時に担当の先生から「人間の脳細胞は成人で約140億個ぐらいあるが、実際に使われているのは20%程度で、残りは眠ったままである。これをもう少し使えば、数分間に100個ぐらいの単語を順番に記憶できる。」といって、実際にその場で実演してくれたことを印象深く覚えている。まさに”現代版脳トレ”だ。そして、セミナーの最後に、こぶしを握り締めて「Yes, I can !」を10回程連呼したのだが、本当に何かができそうな気がしたものだ。一種のマインド・コントロール(暗示)かもしれないが、自分も周囲も前向きに成長できるコントロールであれば、必要なのかもしれない。

8/25にオライリー社から「Mind パフォーマンス Hacks ― 脳と心のユーザーマニュアル」という本が刊行される。概要は以下の通り。

「脳は、人間が皆、生まれつき持っている最も身近な道具である。だが、その道具を十分に使いこなしている人は多くない。この道具は、生きている限り、あらゆる活動に使用する。したがって、ほんの少し能力を向上させただけでも、その効果は、計り知れないほど大きい。そして、本書には、そのためのコツが溢れている。」(「訳者あとがき」より)
――脳のはたらきや仕組みを説いた『Mind Hacks』に続く本書は、脳の実践的な使い方を解説する、言わば「あなたの脳の取扱説明書」である。「記憶」「情報の処理」「創造力」「意志決定」「コミュニケーション」「明晰さ」など、日常生活の重要なテーマを中心に様々な実践テクニックを紹介。脳に眠っている驚くべき能力を引き出す。
(以上、オライリー社のOnline Catalogより引用)

何だか、脳トレブームの便乗のようにも思えるが、私が最近強く追い求めているものが集約されているような感じの本だ。みんなが同じマインドで、同じ目標に向かって進めば、きっと良いパフォーマンスが出せるのではないかと信じている。早速、買って読んでみたい。最近、積読が多くなっているので、原則「買ったらすぐ読むこと!」にしようっと。

今日は本当は「J-SOX法」について、ショーンさんがブログで解説を加えてくれていたので、それについて少し書こうかと思ったが、明日以降に見送ることにする。

さあ、もう寝ることにしよう。明日から激務に耐えられるだろうか?答えはもちろん「Yes, I can !」