ちょっとした時間の使い方

とにかく最近はどこを切り取っても時間がない状態である。

職場ではただでさえ忙しい業務に加えて様々な割り込みに立ち向かい、家に帰れば2歳育児(といっても奥さんの手伝いに過ぎないが)に追われる毎日。この状態で、考えたり創造する時間をいかに捻出するかが最大のポイントである。

単純だが、現状では以下のような工夫をしている。

  1. 作業を限りなく細分化する
  2. 細分化した作業を、5分,10分,15分単位の時間に押し込めてみる
  3. ちょっとした移動時間、トイレの時間などにシュミレーションを行う
  4. 通勤時間、待ち時間などに実際に作業してみる

もちろん、2-3分で片付いてしまうもののあるし、予想以上に時間の掛かるものもある。前者は良いとして、後者の場合は、「さらなる作業の細分化」を行い、時間枠への落とし込み行っている。

特に、難解な技術調査やトライ&エラーを必要とするものは、膨大な時間を要するものが多いが、それでも作業を細分化して、1つ1つクリアして行くと達成感は得やすい。水前寺清子さんの「365歩のマーチ(古い?)」ではないが、たとえ”3歩進んで2歩下がる”ものであっても、”進捗してる感”は大事である。

私は、自分では”常に一発逆転を狙う性格の持ち主(めんどくさがり屋で短時間で一気にたたみ掛けるタイプ)”だと思っているが、それでも最近では”コツコツの積み上げ”が重要だと痛感することが多い。例えば、人を説得する際には、時間は掛かっても粘り強く何度でもじっくりとface-to-faceで話し合うことが重要である。そのための時間を惜しんではいけない。キーパーソンに深く理解してもらって、共感を得られればこちらのものである。また、アイデアをビジネスモデルに落とし込む際も、何度もしつこくロジックを確認することも重要だ。ロジックにブレがあると、肝心の部分で足下をすくわれてしまう。なので、この辺りに一番時間を割きたいものだ。

ということで、このBlogも限られた時間の中でスピード感を持って書いて行きたい。正確性が欠けてしまうこともあるが、当面50-60%の完成度を目指して行きたい(ちょっと弱気だが)。

さあ、明日からまた時間との戦いが始まる。