「自分を知る」ということ
今朝、何気なく電車の中吊り広告を眺めていたら、「起きろ大学3年生」という就活(就職活動)サイトの宣伝を見つけた。その中の文言にちょっと感じるものがあった。
要は、「企業を知る前に自分を知れ!」ということなのだが、”自分を知る”とはどのようなことか?が書かれていた。
自分を知るとは、
- 自分は何が好きか
- 何に我を忘れたか
- 何に泣いたのか
- 何が許せないか
という視点で自分を見つめ直すことらしい。
つまり、これらの「自分の基本を自覚すること」が「自分の一生を試せる企業に出会う近道」であり「企業の採用担当者もそこを見ているんだ」というストーリーだった。
自分の本質を知ることで、自分にマッチした企業を絞り込むこともできるし、自分を最大限に売り込むこともできるということだろうか。企業も、学歴や成績など表面上のスペック(2割部分)だけでなく、どんな人間かを深く知ること(8割部分)にフォーカスし始めたということだろうか。
自分を知ることは、自分の強みを知ると同時に、自分の弱さを確認することなので、ある意味大変怖いことだが、それを知って動くことでさらなるパワーを生み出すことになるだろう。着飾ったり、背伸びしても所詮は無理やボロが出る。誰しも、自分にはウソはつけないはずだから。
自分を知り・相手を知って、数々の困難を乗り越えて行きたい。相手を尊重し、自分が自分らしくあるためには、人は精神的に強く・たくましくならなくてはいけないのだ。そのためにも、自分を磨いて「自分力」を高めて行きたい。