今日は原稿書きデー

3連休最終日は、午後から夕方までの約4時間をもらって、近くの公共図書館(ビジネス図書館ではないが)で原稿を書いている。家で頑張ろうと思ったが、やはり子供たちもいるし、妻が忙しそうに家事や育児をこなしている中で平然と原稿を書ける程図太くはないので、思い切って図書館でやることにした。「顔が見えない方が気も楽だし逆にいい」との妻の温かい後押しもあった。”顔が見えるのに用事を頼めない”という状況は相当なストレスになるらしい。申し訳ない気持ちで、家を後にした。

おかげさまで、だいぶ進んだ(気がしている)。締め切りが来月の上旬なので、そろそろ書き始めないとと思っていたところだった。構想のフレームづくりやキーワードの洗い出し程度はしていたものの、いざ文章として書き始めるとなかなか筆が進まないものだ。ホンのA4×2枚程度の分量なのに、なかなかまとまらないのだ。量が少ないから逆に難しいとも言えるが、まだその段階ではなく、まずは書きたいことをセンテンスとしてバンバン出す段階なので、筆を止めている場合ではないのだ。

そう考えると、尊敬する小川浩さんが「自分の著書を3日程度で書き上げてしまったことがある」と聞いて、改めてアウトプット力やデザイン力、編集力の凄さに敬服してしまう。きっと、頭にインプットしている量が圧倒的に多く、しかも自分の型(スキーマ)にきちんと整理されているために、再加工(アウトプット)しやすい状態になっているのだろう。このあたりは、松岡正剛先生と共通する部分だろう。

それに引き替え、私にはまだ明確な「型」がないので、行ったり来たりで無駄が多い。文章力よりも、ストーリー構成力や言葉と言葉のつながりを明確にできる力、そしてオリジナリティ溢れる表現力(自分らしさ)が欲しいところだ。まだまだ修行しなくちゃ。

まあ、結果として4時間で何とかある程度のアウトプットを出せたので、妻と子供たちに感謝したい。本当にありがとう!!