Infoproのためのコミュニケーション術

最近、特に忙しくて、眠くて、風邪気味で、ブログもままならない状況になってきた。

こんな時こそ、アウトプットしていかないと...

今日は、仕事を終えてから、「InfoProのコミュニケーション術」を学んできました。
InfoPro(インフォ・プロ)とは「情報プロフェショナル」のことである。簡単にいうと、情報の検索、収集、整理、編集、提供のプロのことである。

講師は、マーケティング・データ・バンクの菊池健司さんでした。
小気味の良い話し方、ユーザーとのエピソード、苦労話、など実務経験から事例を交えて話していただいたので、大変説得力があった。

”大人電話相談室”と呼ばれるぐらいに、ユーザーから何でもありの質問が飛んでくるらしい。「アメリカのIT投資について知りたいんだけど」「オルゴールに関する動向について調べて」など漠然とした依頼が多く、そこから噛み砕いていくのが大変のようだ。

ヒアリング能力の一番重要な入り口の部分は、

  • まずは謙虚に
  • 相手の話を良く聞く
  • ネガティブに考えない
  • 間単にNoと言わない
  • ユーザーが何をしたいのか、よく確認
  • 機敏な反応

ということだった。

これが意外とできてないんだよなぁ。めんどくさい依頼にはやっぱり、ネガティブに入っちゃうし。Noも言ってしまうし。

そして、「知ったかぶりをしないこと」。これも、職業柄難しいな。「知りません、できません」は、技術者としては恥だし、プライドもあるから。でも、それが時として大きな失敗につながることがあるという。結論的には、「自分の引き出しを見せながら、やわらかく対応する」ことがよいそうだ。

講師の菊池さん自身、かなり苦労されていて、ユーザーに怒られて信頼を失ったり、自分だけ質の高い対応をし過ぎて新人に怒られたり、して徐々にノウハウを身に付けて来られたらしい。

そして、プレゼンテーション能力の極意としては、

  • まずは、結論ありき
  • 相手の理解し易い順番に
  • 簡潔に、明確に
  • データがない場合の説明
  • 急ぐ依頼主、急がない依頼主、それぞれへの対応

とのこと。

うーん。これもわかっているんだけど、なかなかできないんだよね。

ともかく、まずは「コミュニケーションする(したい)相手をよく知ること」かな。

私は、ユーザーとのコミュニケーションというよりも、まず上司や部下とのコミュニケーションを何とかしないと...がんばろっ!