MakeIT21 on 2007.12.8 (一部)

今日は計画停電に伴うサーバ停止作業で夜間出勤だったため、MakeIT21は後半部分しか聴けなかった。
(こっそり作業中に聴いてました)

したがって、いつものようなレビューは書けないので、何卒ご了承を。

さて、今日のゲストは「フォトクリエイト代表取締役 白砂晃(しらまさ・あきら)さん」。


フォト販売事業を手がけているが、立ち上げ当初は別の事業をやっていた。フォト事業単体としては2/3が赤字だったが、やめようとは思わなかった。キャッシュが回ってきたのは、去年ぐらいからで、そこから社員も徐々に増えてきた、とのこと。

今後の事業展開として「フォトライフ構想」というものを考えている。具体的には、人生の節目節目に最高のフォトを残してあげたい。それを家族で後から見返して、本人も家族も周囲にも笑顔が波及するように、日本中を明るくしたい。とのこと。その意味で、「プロカメラマン=文化価値を残せる人々」と言っても過言ではないだろう。

そして、最近モチベーションが下がり気味のリスナーへの一言は、
「石切り職人の話」を例に挙げられたのが面白かった。
ある旅人が2人の石きり職人に聞いた「何をなさっているんですか?」と。
そして、それを受けたA職人は「見ればわかるでしょ、石を切っているんだ」。一方、B職人は「村の人に平穏を与える教会を作っているんです」と応えたそうな。

何を云わんとするかは、「意識を高く持つことの重要さ」だ。本来、働くということはとても「気高くて尊いもの」だから、それであれば、やらされている的な義務感だけではなく、高い目標と理想を掲げ、真に社会に貢献できる仕事にしていけば、自然とモチベーションも上がっていくものなのだろう。

これを初めて聞いた時、白砂氏は「生き方が変わった、ビビッときた」とのこと。

最後に、白砂氏の夢として「プラスのスパイラルを作っていきたい」とのこと。これは、私の「マイナスをプラスに変える力」に相通ずるものがあるなと思った。今の世の中、不正や不祥事、いじめなど、あまりにも負のスパイラルが多すぎるので、それらをプラスに転じるのは並大抵にことではない。

視点や角度を変えてみるだけではなく、頭と心を柔軟にして「気づき」や「意識」を柔軟にしておくことが肝要だ
と思った。