経営語録2008から決意すること
年が明けて、まったり正月気分から、そろそろ仕事モードに切り替えを行いたいところである。
そんな折、日経ビジネス社より、新春お年玉キャンペーンのDMが届いた。もちろん、定期購読割引キャンペーンのDMなのだが、その中に「50人が語る経営語録(2008年新春ダイジェスト版)」なるもののアブストラクト(抜粋)が入っていた。
※日経ビジネス「50人が語る経営語録2008年新春ダイジェスト版」より抜粋
- 何度も失敗を経験して欲しい。事なかれ主義で、問題なく過ごせば一生終わる会社にはしたくない。(ホンダ社長 福井威夫)
- 経営者はカネや権力を追う「俗望」を捨てて、雅やかな志「雅望」を持とう。(ウシオ電機会長 牛尾治朗)
- 企業の不祥事も、最終的に問われるのは経営者の質、品格です。(京セラ名誉会長 稲盛和夫)
- 先が読めるのは7割、残り3割に働く人の夢、ロマンを織り込める。(住友信託銀行会長 高橋 温)
- 自分たちの仕事をきちんとやっていれば、利益が他社に比べて大きかろうが小さかろうがそんなことは問題じゃない。(三井物産社長 槍田 松瑩)
- 「この仕事が誰かの役に立っている」ことを実感できれば、日々の業務に向かう気持ちが変わってくる。(富士メガネ会長 金井 昭雄)
- 従業員のモチベーション向上こそ、経営戦略で最も重要なポイント。(前経済同友会代表幹事 北城 恪太郎)
- 逆境こそチャンス。順調な時はあまり差がつかない。僕はいつも逆境を待っている。(ニトリ会長 似鳥 昭雄)
- 成功するまで続ければ、必ず成功する。途中であきらめず、最後までやりきる。(トリンプ・インターナショナル・ジャパン前社長 吉越 浩一郎)
- 団塊の世代が大量に退職しても、普段食べるものは急には変わらない。スーパーマーケットの商売も変わらない。(関西スーパーマーケット会長 北野 祐次)
どれも時節・自説・持説を踏まえた経営理念だが、その中でも「三井物産社長 槍田 松瑩氏」、「富士メガネ会長 金井 昭雄氏」、「トリンプ・インターナショナル・ジャパン前社長 吉越 浩一郎氏」の3者の言葉が心に残った。
私も、起業を決意したのであれば、誰かの役に立つサービスでなくてはならないし、他社の真似ではなくオリジナリティを打ち出して、それを最後まで貫く姿勢が必要だ。年始にこの基本理念を固く決意したい。
すばらしい成功者たちの語録を読んで、自分自身をインスパイアしたいものだ。