MakeIT21 on 2008.1.5
今年最初のMakeIT21は、3か月に1度の登場「FUND MASTER」のアナリストの鈴木一之さん。年が変わって、フィスコ・シニアフェローに転職されたとのこと。
テーマは「今年の株式投資、資産運用」。
株や不動産などをやっていないので、個人的にはあまり興味のないテーマだが、アメリカ大統領選挙や日本の衆議院選挙で自民党が負けた場合の経済への影響などは、気になるところだ。
現在「日本総悲観論」が台頭していて、面白がっている向きもある。2008年日本は徹底的にダメと言われている(底辺)が、1989,1990バブルに酔いしれた時期は日本最高(天井)と言われた。今年は子年。年回りから判断すると、今年は景気がよいはず。子年はパフォーマンスが最も良い年と言われている、とのこと。
いつまで最悪の状況が続くか?
1−3月期は最悪で4月、5月の頭ぐらいまでが大底(株はホールドすべき)で、その後上向くだろう。との予測のようだ。
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今年注目のキーワードは以下の3つ。
1.通信(Web2.0)
- みんなの心が踊ったキーワード。
- Googleの台頭、その次は?
- ドワンゴなども注目されたが、しかし、相変わらずGoogle
- GoogleがケータイOSを無料で提供した
→ NTTドコモ(9437)垂直統合→分業、専業へ、ソフトバンク(9984)、ゼンリン(9474)
2.グローバル
→「ホリバ製作所(6856)」など
3.環境
→リストラ政策、パソコン市場からプリウス撤回など
世界に負けない企業=オンリーワン企業がやはり強いようだ。
企業の価値、業績、資産などを見る目を持たないといけないと再認識させられた。
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●ショーンズコンサルティング
今日のお題は、「キャリアアップを考える上でどのように動けばよいか?」といったものだった。
これに対し、ショーン先生は、以下の2つのキーワードを引き合いに出された。
1)コアコンピタンス(核となる誰にも負けない能力)
2)ドメイン(コアコンピタンスを使って、才能が最も生かせる場所)
要は、自分の強みを知った上で、自分をどの場所に置くか(どこで闘うか)を決めること。
例えば、ニンテンドーは「人々が余暇を楽しむ道具を作る会社」と定義して、その領域で闘って、世界でNO.1となった。本や雑誌の装丁デザインだとしたら、「本のプロデュースなのか」「雑誌の編集寄りのデザインなのか」を決めて、行動すること。自分の強みを見つける事が先決だが、もしわからなければ人に聞くこと。