バレンタインデーに思う

ご無沙汰しています。みなさま、今年のバレンタインデーいかがお過ごしでしょうか?

私は、2歳7ヶ月の娘に本命(?)チョコをもらって(モチ、妻の仕込みですが)、痛く喜んでいる普通のオヤジです。でも、素直にうれしいな。すっかり親バカです。

今日はバレンタインデーということもあり、毎月お楽しみのWBS2.0(Modiphiの小川浩氏主催)をついに欠席してしまった。連続出席記録が13回で途切れてしまった(ちょっと後悔)。あとでポッドキャストを見ることにしよう。

さて、このブログもすっかりご無沙汰になっているので、そろそろ再開しなくちゃ。

近況を報告しますと、ズバリ忙しいです。ようやく、イシス編集学校の守コースを2/10(日)の24時に無事卒門(卒業)したと思ったら、仕事の方が佳境に入ってきました。次期システムの導入に揺れています。海外パッケージを導入するか、国内ベンダーで行くか、悩ましいところです。

成長にはチャレンジは付きものなのですが、あまりにリスクの高い選択はできないので、慎重になって守りにはいってしまう。海外パッケージは日本語処理やインターフェース周りのローカライズが必須となるため、検証に時間がかかる。後々の保守やベンダーとのやりとりも全ても英語なので、相当な苦労が予測される。一方、国内ベンダーに頑張ってほしいが、ドメスティックな独自仕様が多く、国際標準化には弱く、将来性に乏しい。うーーむ、悩む。

また、組織的にもなかなか意志決定できずに、上司は思考停止状態。お金の工面に奔走(いや翻弄)されている。もちろん、下への指示が出せないので、部下も思考停止状態。日常の仕事に忙殺される毎日。これぞ、まさに悪循環スパイラル。

これじゃイカン。いよいよRFPの結果が帰ってくる。これを綿密に評価しなくてはならない。提案書のボリュームも相当なものだと思うので、チェックに時間が掛かりそうだ。

機能面だけでなく、インターネットとの親和性、既存システムとの連携し易さ、設計思想や哲学、やる気、高い志、などなど評価ポイントはたくさんある。しかし、パッケージを入れる以上は、カスタマイズは極力最小限に押さえることになる。ということは、ある程度システムに運用を合わせていく必要がある。現場は混乱するかもしれないが、進むべき方向性を示して、意識を共有して、きちんと折り合いを付けて進めたい。

夢を語るのは大いに結構だが、きれいごとだけでは済まされないのも事実。現場を納得させるだけの明確なストーリーと強い意志が要求される。システム開発や導入というものは、傍から見ると格好よく見えるが、極めて泥臭い仕事なのだ。面倒がって横着せず、目の前の課題を1つ1つ愚直にクリアしていきたいものだ。