4年に一度の記念日

今日は4年に一度のご褒美の日(閏年だけの一日)。そして、入籍記念日でもある。

そして、課長と直接対決。いや、じっくりと向き合って話が出来た日だ。お互いなかなか忙しくて話す時間も取れなかったが、何とか時間を作って実現に至った。気軽にコミュニケーションが取れないという状況自体おかしなことだが、ともかく前に進むために必要な時間だった。

上司の課長は、優秀でプライドが高く、完ぺき主義で、建前&手続き重視ときたもんだがら、たちが悪い。頭の中にある構想を未完成だって、自信がなくったって、披露してしまえばいい。図だって内輪のメンバー相手にきれいに見せる必要はない。むしろ、グロテスクな方が迫力があっていい。お客さんのところにプレゼンに行く営業マンではないのだから。どうも、お客さん感覚が拭えないらしい。その気持ちもわからなくはないのだが...。

自分一人で抱え込んで、いつまでもリリースできずに苦しむより、「実は悩んでいるんだ。みんな知恵を貸してくれ!」と素直に言ってくれる方が、「力になってあげたい」気持ちも高まるし、人間らしさがあっていいと思う。今のご時世、クローズドスタンスよりも、オープンにした方が勝ちなのだ。

もちろん、(特に上層部との)水面下での交渉も必要な場合も多々あるが、半径5mの部下や同僚に秘密でいることの方がリスクが大きいはずだ。

ともかく「今考えていることがあるのであれば、自信がなくても、未完成でも、早い段階でメンバーに公開するべし」,「現場との対話、時にはコンフリクトを積極的にやるべし」と進言した。すべては、コミュニケーション不足の問題なのだ。いつまでも、スタンドアロン型やトップダウン型の姿勢ではいけない。Web2.0(永遠のベータ版、集合智、フォークソノミー)で行こうじゃないか。

今日は課長も正直な気持ちを吐露してくれたと思う。さっそく、来週メンバーに考えを披露すると約束してくれた。心のモヤモヤも晴れて、うれしかった。

その後、職場の同僚と飲みに行ったのだが、お酒もおいしく、場が盛り上がったことは言うまでもない。

おかげで、家に帰るのが遅くなって、妻がおかんむりだったことも言うまでもない。何しろ、4年に1度の入籍記念日が台無しになったのだから。私はとんだダメダメ亭主である。