MakeIT21 on 2008.3.22
今日のMakeIt21は、去る3月5日に行われたビジネスアカデミーの模様の放送だった。
詳細については、3月5日の私のブログを参照されたし。
やっぱり、幻冬舎の見城徹さんは凄いな。ラジオで聴いても迫力がある。
- 仕事はスキルではない
- 難問はスキルで解けるが、仕事は難関だからテクニックでは解けない
- その人が生きてきた全てが結集してそこで試される
- その人がどれだけまともに自分と格闘しようとしたかが勝負
- それを周囲に感じてもらうしかない
- 辛いコトを喜びと思う「マゾヒズム」こそがモチベーションであり、成功の素だ
そして、ネクシーズの近藤太香巳、第二部の懇親会にも出られたんだ。参加すればよかったと、プチ後悔。
- 「こいつは凄いヤツだ」と周囲に認めてもらうこと
- そのためには、超一流の仕事をして、結果を出すしかない
番組でショーンさんが、『Blink』という本を紹介されていた。
圧倒的努力を継続し、狂ったようにやりつづけた結果に得た「感と嗅覚」。これに勝るものはない。ブリンクとは、「まばたき(Blink)した瞬間に感じ取る力(直感力)」のことらしい。
詳しくは、下記Amazonの商品説明を参照。
『Blink』は、第一印象の最初の2秒間――瞬間的な理解を得るための決定的な一瞥――の重要性を説く本だ。ベストセラー『The Tipping Point』(邦題『ティッピング・ポイント――いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』)の著者グラッドウェルは、本書『Blink』のなかで、研究成果を見事な物語に変換する才能を駆使し、直感的な判断と読心術の素晴しさを力説している。結婚、心臓発作のトリアージ、速攻のデート、ゴルフコースでの呼吸困難、車販売、軍隊の機動作戦などを例に論拠を固めながら、小さなことをよく考え、薄切りにした行動の意味に意識を集中せよと読者を説き伏せていく。大切なのは、適応力のある無意識――年中無休の精神の従者――に頼ること。その無意識こそが、危険を警告し、他人の心を読み、新しいアイディアに反応するための直感的で高度な情報を提供してくれるのだ。
そして、ショーンズコンサルティングでは、「アメリカの50人ぐらい騙した結婚詐欺師」の話を引き合いに出されていたのが印象に残った。
その詐欺師が逮捕されたとき、警官が不思議に思って聴いたそうだ。
「どうしてそんなにもたくさんの女性を騙すことができたんだ?」と問い掛けると、
「私は一言も話していない。ただ相手の話をじっと黙って聞いてあげただけだ。」と答えたと。
私としては、昔読んだ、乃南アサの「結婚詐欺師(上・下)」をふと思い出してしまったが、やっぱり”人は聞いてもらえると気持ちよくなる”らしい。特に女性はそうなのだろう。話したいことは山ほどあるのだろう。不満や愚痴や人の噂話だけではなく、楽しかったこと、感動したこと、今日あったこと、感じたこと、をすぐに誰かに話したいと思うのは自然の行動欲求だと思う。
特に、心に根雪のように踏み固められている感情は、辛抱強く聞いてあげることで、ゆっくりとでも溶け出して行くものなのだろう。
同僚や部下でも仕事でいろいろ病んでいる人が多い中、ゆっくり聞いてあげる時間を作ることも大切だと痛感した。まずは「半径5m」からかな。