マーケティング・ナイト

金曜日の夜は、マーケティング研修が板についてきた。
といっても、5月の半ばからスタートした全6回の有料研修で、既に4回を終えたところだ。
毎回課題か出され、研修当日にメンバー全員が発表してディスカッションする形だ。
もちろん、その前に講義があって、基本的な概念を理解する。
しかし、やはり一方的な講義よりも、双方向なディスカッションの方が盛り上がるし、楽しい。
それにしても、今まで実際にマーケティングを勉強したことがなかったし、4Pとか3Cとか聞いてもいまだにピンときてない有り様である。
喩えれば、新しいスポーツにチャレンジして、普段使ってない筋肉を使って、筋肉痛になっている状態に似ている。
普段使わない筋肉を使うのは良いことだと思う。そのうち慣れてくれば、心地良くなってくるはずだから、、、
これまで、研修を受けて思ったことは、「マーケティングに唯一の回答はない」ということだ。
テーマである「顧客の声を紐解く」ということは、顧客の消費行動や周辺環境を分析して、特定の変化やうねりに着目し、仮説を立て、売れる仕組みをつくることなのだ。はっきり言って、何をどうすれば売れるかの回答が一つであれば、こんなに楽なことはない。だからこそ、とても大変だし、苦労するが、売れた時の喜びは格別なのだろう。
マーケティングの一端を味わえていることに感謝したい。
楽しいけど、一週間の疲れにとどめを刺す研修でもある。
おかげで、よく眠れる金曜日の夜となりそうだ。