マーケティング研修 無事終了!!

マーケティング研修 無事終了!!

今日で全6回のマーケティング研修が終了した。全回参加の皆勤賞だった。

5月中旬から開始して、毎週〜隔週で行われ、毎回課題が提出され、こなすのが結構大変だった。

ともかく、マーケティングって何?って状態だったから、3Cも4Pもわからず、分析手法も知らず、最初はどうなることかと思ったが、「マーケティングに正解なし」との基本スタンスに終始救われた気がする。

テーマは「マーケティング〜顧客の心を読み解く」。私の職場でも、FGI(フォーカス・グループ・インタビュー)を行ったり、国際基準の評価指標をつかったギャップ分析アンケートなどを行おうとしているので、タイムリーな時期にこのような研修を受けることができてよかった。

最後の今日は、成果発表会(グループワーク)だった。3チームに分かれて発表した。

私のチームのテーマは「オフィスグリコ2.0」。置き菓子ビジネスの次なる展開を考えて、グリコに提案できるレベルのプランニングを作成した。

お菓子市場全体の売り上げは落ち込んでいるものの、市場規模は6,400億円。その中でも、オフィスにおいて男性が菓子を食べる割合が年々増えている。

そういえば、私の職場でも男性の机の上や引き出しにはお菓子が2〜3個は常備されている。私も、週に2回ぐらいは、近くの百円ショップでお菓子や飲み物を補充しており、お菓子を切らすことはない。おやつの時間だけでなく、残業のお供でもあり、必需品となっている。一方、女性は意外にお菓子を食べていないようだ。ダイエットを考えて自制しているのだろうか。男性もメタボが話題となっているので、食べすぎには要注意だ。

私たちのアプローチとしては、オフィス市場は男グリコ・女グリコに分けて4Pを提案したり、その他の市場としては、学校・図書館・駅・老人ホーム・花見などへの展開も盛り込んだ。

例えば、朝食を食べてこない20〜30代の男性社員が多いことから「朝グリコ」を、メタボを気にする中高年男性社員には「脱メタボグリコ」を、ダイエットを気にする女性社員向けに「サプリグリコ」を、それぞれ提案した。

さて、発表の中で好評だったのが、私が考案した「キャッチ戦略!〜グリコ川柳」だった。各ターゲットセグメント毎に、キャッチを考えて、いくつか読み上げたのだが、なかなか斬新だったようだ。

せっかくなので、いくつか披露したい。

出た腹を 鏡に映し グリコ食ふ
(脱!メタボグリコ)

脳トレと グリコで保つ 血糖値
(脳グリコ)

さりげなく そっと差し出す 小菓子かな
(応接グリコ)

サプリかと バカにするなや ボディブロー
(サプリグリコ)

図書館に スタバ無理でも グリコなら
(図書館グリコ)

じいさんや 一花咲かそう グリコの木
(老人ホームグリコ)

Suicaでピッ! ホッと一息 ステイション
(駅グリコ)

と、こんな感じだ。

まあ、半分受け狙いだったが、講師の先生や他のグループには好評だった。何より、自分のチームのメンバーに大受けだったのが、私としては一番うれしい。

大変よい思い出ができた。と同時に、自分の職場でもマーケティング的手法を持ち込んで分析したり、プロモーションを考えたりしてみたい。データマイニングや共感・協調マーケティング、五感マーケティングなどに大変興味があるので、研修に限らずいろいろと勉強していきたい。

気になる研修があったらぜひ受けてみたい。抽選なのでなかなか当たらないと思うが、諦めずエントリしたい。

ともかく、無事終わってホッとしている。