いよいよ夏休み!

いよいよ夏休みに入る。

今年の一斉休暇は、たまたま月〜金なので、連続9日間の休みとなる。ラッキー。

今年は、これまで怒涛の日々を送ってきたので、長い休みが大変待ち遠しかったのだが、いざ休みとなると何だか気が抜けてしまう。

しかし、今日は北京オリンピックの開会式が開かれた。

さすが、中国5千年、人口14億。マスゲームというか、壮大なマスパワーを感じた。見事だった。

特に、漢字1文字ずつのブロックを使って、ウェーブを起こしたり、孔子の言葉を作ったり、最後は「和」という文字を作ったりと、素晴らしい動きだった。一瞬、コンピュータで制御されているのか?と思うぐらい精巧な動きだった。もちろん、ブロックの中には熟練された若い青年たちが隠れていた。

いろいろ取り沙汰された北京オリンピックだったが、当日に向けてこれだけ壮大で華麗なパフォーマンスに仕上げてくるとは、さすが大陸のパワーだ。日本でこれだけのパフォーマンスができるかと言われると、少し自信がなくなってしまう。

明日からの競技でも中国は自信を持って臨んで来ることだろう。日本にとっては大いなる脅威だ。

しかし、オリンピックとは、毎回大変盛り上がるのだがが、ナショナリズムの高揚にもつながるのだなぁ、と中国の様子を見て感じた。

私の親友の1人も中国人だが、子供も教育のため今カナダに永住している。彼も、今頃盛り上がっているかなぁ。でも、彼は日本人よりも日本的でなので、意外に冷めているかもしれないな。

毎回のことだが、大国のパワーに押されてなかなか日の目を見ないが、小国の頑張りにも期待している。

たまたまチェックした千夜千冊(松岡正剛氏)の「1256夜 田中義晧 世界の小国」を読んで、「国家とは何か?」改めて考えさせられた。

規模は小さくたって、秀逸な収益モデルを考え出して、いろいろな「○○国家」として世界に君臨することだってできる。

中でも、太平洋上のフィジーよりも赤道近くに浮かぶ珊瑚にかこまれた島嶼国(ツバル)の話に興味が湧いた。

(前略)
ところがそのツバルがおもしろいことを始めた。インターネット・ドメインのビジネスを開始したのだ。世界各国にはインターネット・ドメイン名が与えられている。日本は「jp」、イギリスは「uk」である。ツバルには「tv」が割り当てられたのだが、これがスペルがTVだということで、世界中のTV局の関心を惹いた。1998年、カナダのITベンチャーのチャプニクがアイディアラボ社と訓でツバル政府とこのドメイン取得交渉をして、契約金5000万ドルで向こう12年間の使用権を獲得した。これでツバルのGDPが一挙に50パーセント上がった。さらに政府はドメイン名使用権をアメリカのドットTV社に売却して、また莫大な収入を得た。
(松岡正剛.千夜千冊「1256夜 田中義晧 世界の小国」より抜粋)

さあ、休みが明けたら、有償の全文検索エンジンの実験評価が始まる。今のうちに、性能評価ツールの準備をしなくては。

とり急ぎ、今日は「JMeter」という、フリーのテストツールを導入した。

JMeterは単なるパフォーマンス測定/負荷テストツールにとどまらず、様々な機能を持つフリーな汎用テストツールです。JMeterを使えば、WEBアプリケーション、データベース、FTPWEBサービスなどの性能測定/負荷テストが実行できることは勿論、様々なタイプのテストを簡単に実行できます。WEBアプリケーションであれば、レスポンスタイムの測定、HTTPステータスの確認、正規表現を使った埋め込みテキスト確認、HTML、XMLXHTMLの構文チェックなどです。

まだ使いこなせていないが、なかなか面白そうなツールである。

体は夏休みでも、頭はしっかりと働かせて行きたい。