現職の余命1−2年?
今日、上司からふと「お前の現職の余命はあと1−2年。覚悟をしておくように」との宣告を受けた。
確かに、転職して10年と半年、小さな担当替えはあったものの、実際の仕事は変わっていない。
もちろん、求められる役割は変化しているが、システム屋であることに変わりはない。
私は、生涯システム屋でいたい。というか、システム開発に拘わって行きたい。
起業ももちろんその延長線上で考えている。ITをバリバリ駆使するというよりは、生活や社会に役立つしくみ作り・モノ作りを手掛けて行きたい。
なので、あと1−2年でシステム以外の部署に異動するというイメージはまったく持っていないのだ。
あるとすれば、人事部採用担当ぐらいだろうか。
昔から、採用の仕事には興味がある。学生採用の0次面接(OB・OG訪問)を支援したことがあるが、実に面白かった。いい人材(素質・素養)を見極め、口説き落とし、入社後もフォローを絶やさない。まさに、ヘッドハンターである。
人事部が優秀だと、いい人材が集まり、内部も活性化する。
しかし、しかし、人事部採用担当への異動など針の穴を通すような確率であり、夢物語である。
そもそも、一般的に人事異動は本人の希望とは別なところで動くものである。
また、過去のキャリアを無視した異動などは資産のムダ使いであり、オールラウンダーや左遷以外はあまり意味がない。
10年一昔、10年で減価償却、後は畳む方向で後進に道を譲ってほしい、と言われると寂しい気持ちになる。
さて、岐路に立たされた。会社にしがみ付くか、大海に船を漕ぎ出すか?
流れに乗るか?流れを断ち切るか?
子供も小さいし、家族のことを考えると前者を選択することになるが、夢は捨てきれない。
いずれにせよ、あと1−2年で起業できるようにプランニングしておく必要がある。
自分の予定より少々早くなってしまったが、これをチャンスと捉えるか、ピンチと捉えるかは、自分次第。
私に残された期間、目の前の仕事に全力を注ぎつつも起業プランを練り込みたい。
焦らず急げ!
悔いのない人生を歩んで行きたい。