憧れは卒業せよ!

「仕事のヒント(神田昌典365日語録)」よりタイムリーなキーワードが届いた。

キーワード:
尊敬は卒業する必要はないが、憧れは卒業せよ。

解説:
憧れは必ず裏切られ、憧れは憎しみに変わってしまう。
他人のコピーを目指すのではなく、自分の独自性はなにかについて、
きちんと向かい合おう。

正直言って、今の自分は「憧れ病」である。

起業に憧れ、尊敬する小川浩氏・ショーンK氏・松岡正剛氏の生き方に憧れ、他人のアイデアやビジネスモデルに憧れる日々。

それに向かって一歩も踏み出せていない。

つまり、自分がまだない。

憧れている内は、向こうからは振り向いてもらえない。

アイドルに憧れる(群がる)ファンの1人に過ぎないからだ。

振り向いてもらうためには、自分自身が光輝かなくてはならない。

それは、つまり、独自性であり、秀逸な武器だったりする。

それを獲得するにはどうするか?

ものすごく努力することも必要だが、まず自分と向き合うこと。

これは、とても勇気のいることだ。

だって、本来自分なんてちっぽけな存在に過ぎないのだから。

ダメな部分がたくさんあったり、弱かったり、コンプレックスの塊だったり、するわけだから。

本当はそこに蓋をして、より自分を良く見せたい。

しかし、それでは、いつまで経っても「仮想自分」でしかない。

極端に言えば、自分に嘘をついて生きていることになる。まさに、虚飾、虚構の世界だ。

それは辛いよね。

だって、自分には嘘をつけないもの。

やはり、一旦裸になって、自分をたな卸しする必要があるように思う。

昔、父に言われた「カッコつけるな!裸になれ!!」という言葉が今になって心に響いてくる。

そろそろ、私も憧れを卒業する時なのかもしれない。

講演会やセミナーに行くのもよいが、ちょっと自分と向き合ってみてもよい頃かな。

自分と格闘した編集学校時代が懐かしい(つい3ヶ月前のことなのだが)。

さて、起業に向けて、具体的にシナリオを書き始めるとするか。