サーバートラブル出勤

今日は、とんだ1日だった。

停電で停止中のサーバーを現地出勤の人に起動してもらったのだが、途中で止まってしまい一向に起動しない。

LinuxGrubで止まったのだ。

『ブートレコードが壊れたかな』とイヤな予感がよぎった。

99%大丈夫だとタカをくくっていたら、とんでもないことになってしまった。

ともかく行かなきゃ。

しかし、リカバリー方法を決めておかないと、

まずは、マスターブートレコード(MBR)の修復を試みよう。

そして、それがダメなら別サーバーの構築しかない。

別サーバーの構築は、OSを除外しても1日かかる。

幸いにOSが入ったサーバーが一台あるので、まだ救われた。

しかし、それにしても、細かい設定内容は作業ログを引っ張り出さないとわからない。

apache,ssl,cron,php,mysql,シェルなど設定は山ほどある。

しかも、データベースのバックアップが古いのだ。

これはやばいことになったぞ…

家族に申し訳ない気持ちでいっぱいの中、家を飛び出した。

今日は家族でもんじゃを食べる予定だったのに…

現場に到着すると、案の定サーバーはブラックウィンドウだった。

ご愁傷様と言わんばかりのお出迎えだった。

まず、Grubの修復を試す。

ウェブで調べながら30分程粘ったがエラーが解消できず、諦めて別サーバー構築に方針を切り替えた。

長い道のりを覚悟した。
きっちりとマニュアル化されていないので、作業ログだけを頼りに作業を開始した。

ハマりにハマって、ようやく目処がついたのが17時近く。

あとは、セキュリティーやシェルなど細々系だ。
意識が朦朧として、なかなか作業が捗らない。

簡単なコマンドさえも間違える始末。

イカイカン。

こんな時は、少しブレークしなきゃ。

冷たい水で顔を洗い、ジュースを流し込んで最後の力を振り絞って続きを仕上げた。

あとは、家でやるか。

と、ここでタイムアップ。

そう、マニュアルはこんな時のためにあるんだな。

明日にでもまとめておきたい。