週末起業から始めてみよう

「週末起業」には数年前からずっと関心を持っていた。

しかし、そこから一歩踏み出せなかった。

なぜなら、勤めている会社を辞めるのが怖かったから。

いきなり、裸で大海に船を漕ぎ出す自信がないのである。

家族もいるし、家のローンも抱えている。

2人の子供もまだ小さく、これから幼稚園でお金が掛かる。

そういった、障壁を越えられず、半ば諦めている自分がいる。



昨日、週末起業セミナーを受講してきた。

週末起業の趣旨については、以前本で少し読んだことはあったが、スタートアップセミナーを受けるのは初めてだった。

ここで言う週末起業とは、『会社を辞めずに、小資本で、インターネットを使って起業する』こと。

こうして“リスク”を最低限に抑えつつ、

  • 副収入を確保(収入源の複数化)し、
  • 勤務先からの自立(キャリアのリスク分散)をし、
  • 起業願望を充足する。

を目指す、とのこと。

要は、「お金」よりも「やりがい」を優先する人に向いている起業パターンだ。

さて、週末起業の職種は、概ね以下の4つに分かれるようだ。

・「モノを売る」
・「コンサルタントをする」
・「ニュースやコラムを書く」
・「人脈を生かして仕事の仲介・斡旋をする」

私は、基本的にはインターネット上にコミュニケーションの場を提供するマッチングビジネス系を考えているが、最近では編集力を生かしてノウハウやコンテンツを売るビジネスにも興味を抱いている。

今日のセミナーでは、自分がどのようなビジネスをやりたいかを具体的に書き出してみた。

残念ながら、具体的にはここには書けないが、自分史と歴証データを重ね合わせて自伝を作ったり、ビジネスシーンでも必要となる編集作業(例.戦略をわかりやすいストーリー(物語)に落とし込む)を支援するなど、編集力はいろいろな場面に適用できる。

ともかく、具体的に書き出し、隣の人と意見交換してみると、アイデアがどんどん湧き出てきて、イメージが広がることがわかった。

あとは、「一人で頑張らないこと」が大切だと知らされた。

まずは、「相談できる人を見つける」

そして、「家族の理解と協力を得て、できれば一緒にやる」

これが、できない限り、週末起業の成功はない。

今日のセミナーで一歩踏み出せたので、この勢いを止めないように具体化していきたい。