オフ会での気づき

昨晩、編集学校「守(基礎コース)」の教室の仲間と飲んだ。

バーチャルな編集学校の教室に対し、リアルで会う会合(オフ会)は「汁講」と呼ばれている。決して「お汁粉を楽しむ会」とかではない。

なぜか、この教室は連帯感や一体感がある。

ともかく、メンバーがとっても意識が高く、バランスが取れているのだ。

  • スピード感とユーモアの溢れる人
  • 理論的・分析的な人
  • 発想・思考が柔らかい人
  • 言葉数は少ないが、センスのキラリと光る人
  • マイペースで土壇場でも肝が据わっている人
  • 饒舌で面白い人

そして、師範代や師範も出来すぎているほど、バランスが取れていて、熱いほど真剣に学衆と向き合ってくれる。

素晴らしいのは、編集学校を妄信しておらず、一歩引いて自分軸に照らして、アドバイスをくれるところである。

きっと、編集学校や校長を妄信している人だと、宣伝や虎の威を借るなんとやらで学衆からは信用されないだろう。

今日の飲みは、結局半数も集まらなかったが、少人数だけに内容はとても濃密なものになった。

今日の飲みで、メンバーから私が指摘されたことは、

  • 『自分が個性的な人間であると見られていること』
  • 『自分は「花伝所(師範代養成講座)」に向いていること』

えーっ。「どっちも自己評価とは違うよ。−−−俺は没個性的で独り善がりな人間さ」

私自身、今まで個性的などと思ったことはない。どちらかというと、十羽一からげで、目立たず、おとなしく、とりたてて他人より秀でたものはない。そんな人間だった。

最近でこそ、積極的で率先してアグレッシブな行動に出ているが、実のところ不安で自信がない。

『攻撃は最大の防御なり』...これが、今の私を象徴する言葉だ。

日頃から、斬新な視点やオリジナリティには心掛けているが、それ程特異な視点でもないと思っている。

しかし、それでも周囲からみると、個性的に見えるのだろうか?

また、「花伝所(師範代養成講座)」とは、多様性を受容する力と、軌道修正(ナビゲーション)したり、モチベーションを向上させる力が必要とされる。

私が師範代になったら、偏った指導をするだろうし、きっと学衆とぶつかるだろうし。しかし、そのぶつかり合いの中から、腹を割って話をしたり、新しい発見をしていけると思っている。

だから、「花伝所」に向いていると...なるほど。

でも、それはあくまで将来のこと。

兎にも角にも、目の前の「物語編集講座」を何とかクリアしないと先に進めない。

今、目の前の課題に注力することが先決だ。

今日の「汁講」はそれを気づかせてくれた。

ありがとう、素敵な仲間たち。