胃カメラ、初体験!

今日、生まれて初めて胃カメラを呑んだ。

いや、『呑まされた』といった方が正確かな。

毎年の定期検診(上部消化管検診)なのだが、昨年はバリウムだったのに、結果があまり良くなかったため、今年は胃カメラに昇格したのだ。

普段、歯磨きをするだけで、もどしてしまうことが多いのに、胃カメラなんて呑めるのだろうか?と、数ヶ月前から不安で仕方なかった。

まずは、待合室で胃の中の泡を取る薬を飲んだ後、喉の麻酔薬(飲み薬)でうがいをしたのだが、コレがとんでもなかった。

全部口に含んで、3分間ガラガラとうがいをしろとのことだったが、口に含んだ瞬間、あまりのまずさに吐き出してしまった。

何とも言えない、気持ち悪い味で、例えるなら『セメダイン』を飲んでいるような感じだった。

仕方なく、もう一杯もらってチビチビ飲んだのだが、なかなか入っていかなかった。

なんでこんなことしなきゃいけないのか、とか、いい大人が情けないなぁ、といった思いで一杯だった。

すっかり、出鼻を挫かれた。

もう今日は諦めて帰ろうかと思ったが、ここで帰ってしまったら、二度と受ける気がなくなってしまいそうだったから、観念した。

しかし、意外なことに、ファイバスコープ自体は思ったよりスムーズに入って行った。

もちろん、ガサガサと入って行く時は気持ち悪くて辛かったが、検査に支障があるところまではいかなかった。

検査自体は5分程度だったろうか。終わった瞬間は、全身の力が抜けた。

結局、検査だけでなく、病理組織検査用に細胞組織を採取されたので、約1万円ほど掛かったが、詳細検査のためなら仕方ない。

ともかく、ビッグイベントが一つ終わったが、数週間後に送られてくる結果がコワい。

まだまだ予断を許さないが、とりあえずホッとしている。

起業家たるもの、ハードワークに耐えられる体力が必要だ。

日頃から体のケアには細心の注意を払いたい。