CEとSEと営業と僕

今日からいよいよ本格始動である。

本日午後からメーカーSEと一緒に、先週搬入したサーバーの初期設定を開始した。

まずは、外付けRAIDディスクのフォーマット作業だ。

しかし、今日も出鼻を挫かれた。

UPSの電源投入と連動してハードディスクの電源も自動起動するはずが起動しないのだ。

裏にパソコンをシリアルケーブルをつないで、確認したところ、コントローラーのスイッチが入っていないことが判明した。

そこで、手動でスイッチを押して、順番にディスクを起動したところ、ようやく起動した。

しかし、今度は、起動して5分経つと自動的に落ちてしまう。

どうも、コントローラーからシャットダウンコマンドが発行されているらしい。

なぜだ?

SEも首を傾げるばかり。

CEに問い合わせるも、「特に設定は変えていない。先日は問題なく起動して、1時間以上動いていた」と豪語した。

「だから、CEとSEの引き継ぎをしろと言ったではないか!」と営業を叱責するも後の祭り。

これでは埒が開かないので、とりあえずは電源連動設定を外し、UPSから直接電源を取ることにした。

さあ、ここからディスクフォーマットに推定96時間(約4日間)かかるのだ。

これと並行して、OSの基本インストールができるぞ、と思いきや、営業からトドメの一言が…

「す、す、すみません。OSのインストールメディアが見当たらないんですが。何とかなるでしょうか?」

「ふ、ふざけるな〜!」と怒鳴る気力も失せて、「とりあえずは古いバージョンのRHEL AS4.4があるし、RHNから最新4.7のインストールイメージファイルが落とせるから、何とかしてみましょう!」という展開になってしまった。

ヤレヤレ、何とも先行き不安な船出である。

早く軌道に乗せたいところだ。