マイ・メンタルヘルス・ケア

ようやく、サーバのOS基本設定が終わった。

部下と2人で6台分のOSを設定した。

OSはRHEL(Red Hat Enterprise Linux)AS4.7だ。

そのうち、基幹サーバと基幹テストサーバは32ビットx86で、その他が64ビットEM64T版だ。

まあ、32ビット版と64ビット版で、インストールに必要な容量以外は大した違いはない。

しかし、しかし、今日もいろいろとハマってしまった。

まず、マシン内蔵のハードディスクのRAID設定がされていなかったこと。

何度インストーラを走らせても、ドライバディスクを入れろと要求されるので、ネットからドライバーキットをダウンロードして入れようとしても、入ってくれない。

原因は、当然設定されているはずのRAIDが設定されていなかったのだ。

さっそく、営業に電話してCEに確認してもらったところ、「営業から”サーバには触らなくてよい”との指示があったので、何もしていない」とのこと。

一体誰がそんな指示を出したのか???

こちら(ユーザ)側は、OSから設定すると言っただけで、RAIDまではメーカー側の作業だろうが!!!

と怒り心頭に達するも、呆れてモノが言えなかった。

作業を早く進めなくてはならないのに、CEはすぐに対応できないと言う始末。

こっちで作業をしてもよいが、後々保証されなくなってしまうとマズイ。

その点を営業に何度も念押しして、こちらでRAID設定を進めることにした。

あとでCEから設定情報を聞かれても困らないように、設定値をデジカメに記録した。

ようやく、年末に買ったデジカメ(ニコンCOOLPIX)が役に立つ機会が来た。

こんな状況に陥ると、猜疑心と自己防衛本能が働いてしまうものだ。

そして、次なる落とし穴は、NIC(Network Interface Card)だった。

サーバに5つぐらいEternetのNICが付いているのだが、当然オンボードNICの方から優先されると思い込んでいたら、実はSCSIボードのNICの方が優先されたのだ。

このため、ネットワーク設定を行っても pingssh が動通しなかったのだ。

こんな初歩的な(物理層の)トラップにハマってしまうなんて、自分たちを疑ってしまった。

ともかくも、今回のハマッた原因のすべては「コミュニケーション不足」としか言いようがない。

分業でやる場合、作業間の引継ぎというかコミュニケーションが最重要の鍵となる。

誰がやるべきなのか?

営業かユーザか?

トータルコーディネーターの必要性を痛感した。

なんとか終わった。

何だか、今週はサーバの初期設定作業で疲れた。


帰りに本屋に寄って、「人生のプロジェクト(山崎拓己 著)」に出会った。

写真集とビジネス書のコラボのような本だ。

世界の街角の人々の何気ない写真に山崎氏の熱いメッセージが織り込んである。

「目標」−「段取り」−「実行」−「検証」の4章から成る本だ。

山崎氏は私と同い年のカリスマで、気合の入ったビジネスアドバイザーらしい。

1965年三重県生まれ。広島大学教育学部中退。
22歳で「有限会社たく」を設立し、現在は3つの会社を運営。

「凄いことはアッサリ起きる」-夢- 実現プロデューサーとして、リーダーシップ論、コミュニケーション術、仕事術、メンタル/タイムマネジメントほか多彩なテーマで年間約200件の講演、セミナーを実施。現在までに延べ150万人以上にスピーチを行なう。

並外れた話術とカリスマ性、斬新なビジネス論ほか、今までにない視点で語る強力なメッセージは、男女問わず、多くのひとびとを魅了し続け、「月曜日が楽しくなる山崎拓巳通信」や「拓中毒」、などのメルマガ発行、「タクラジPodcast」や「ケロタク」など、生声による経験やノウハウの配信も、随時行なっている。

代表著書に、『人生のプロジェクト』『五つ星のお付き合い』『気くばりのツボ』(サンクチュアリ出版)ほか、現在までに執筆した書籍は12冊、累計部数はざっと60万部を超え、日本のみならず、香港、台湾、韓国ほか、海外でも広く翻訳出版されている。

(Taku's Cafeより抜粋)

こんな疲れた夜は、こんな本がメンタルに効く。

これぞ「マイ・メンタルヘルス・ケア」かも知れない。

週末、自分を”再起動”してくれそうな本だ。

さっそく、PC版メルマガ『月曜日が楽しくなる 山崎拓巳通信』に登録した。

来週月曜日からの配信を楽しみにしたい。