物語編集講座に惨敗して思うこと

ISIS編集学校の「物語編集講座」に惨敗した。

ほぼ何も出来ぬまま、終わりを迎えてしまった。

今回ばかりは、リカバリできなかった。

そもそも、リカバリというのはおかしい話で、1つ1つ積み上げていくのが編集稽古なのだ。

11月後半から超多忙を極め、物語に関わることも、自分と向き合う時間もとれなかった。

唯一楽しかったのは、師範やメンバーとのライブチャット的な稽古だった。

チャットといっても、メーリングリストでのやりとりなのだが、自分の考えを好き勝手言い合うのは面白い。

それにしても、悔しい思いで一杯だ。

抗うことのできない現実。

高い受講料も無駄にしちゃったし...

またいつか、ぜひチャレンジしてみたい。

但し、リベンジではなく、自分自身をリブートして。

日頃の生活において、物語の重要性は十分に感じている。

ビジネスにおいては、なおさらである。

システム開発においても、思想や哲学を、プログラムロジックに込めることが重要だ。

そして、それをわかりやすく伝えるために、美しくデザインする。

まさに、プロデュース能力(演出力、表現力、編集力)が問われるのだ。

プロデュースとは、物語編集だと確信する。

キーワード:
美とは、物語を凝縮して見せることである。

解説:
たとえば感動する絵画。
なぜ感動するかといえば、そこに制作者の物語が見て取れるからである。

商品も同じ。
そこに商品制作者もしくは会社の物語が、一瞬にして感じ取ることができるか?
そのように込められたエネルギーを、人間は美しく感じる。

(「仕事のヒント」神田昌典365日語録より)

サービスやシステムに、プロジェクトメンバーの思いをどれだけ込められるか。

それを使うユーザーをどれだけ感動させられるか。

それは、プロジェクトマネージャの物語編集力に懸かっていると言っても過言ではない。

物語編集講座には落ちこぼれてしまったが、職場において、実生活において、物語を紡いで行きたい。