転んで痛いが、笑いに変えてみよう!

今朝、出勤時に猛スピードでダッシュしてたら、道路の段差に躓いてすっ転んでしまった。

時間ギリギリだったので、脇目も振らずに走っていた最中の突然のアクシデントだ。

普段なら、躓いてもリカバリーが利くのだが、今日は両手に重い荷物を持っていたので、立て直そうとしたが、バランスを崩してしまい、そのまま道路に倒れた。

重い荷物の代表格は、2TBのUSB-HDDだった。

職場用に立替払いで買ったもので、無意識に(イヤ意識的にか)コレを庇ってしまった。

運動不足か歳のせいか、足にキテルのかもしれない。

イヤ、やはり重い荷物を持って走ったからだ、と自分を言い聞かせた。

転んだ瞬間は、スローモーションとまでは行かないが、かなりゆっくりしていた気がするが、倒れてからはしばらく起き上がれなかった。

恥ずかしいのと、痛いのと、早く行かないと遅刻しちゃうのと、様々な思いが交錯して、なぜかすぐには動けなかった。

心優しい人が、吹っ飛んだ荷物を拾ってくれた。

立ち上がったら、ズボンの膝が破れていて、膝を擦りむいていて血が滲んでいた。

右手の指3本の皮が捲れ上がっていて、かなり血が出ていた。

しかし、そんなことよりも、遅刻が気になったので、再度走り出し、何とかギリギリ間に合った。

その瞬間、強打した左胸の痛みに気づいた。

結局、遅刻は免れたが、かなり凹んでしまった。

絆創膏とマキロンをもらって応急処置したが、なかなか血が止まらなかった。

何だか最近ついてない(先日も買ったばかりのネクタイを置き忘れたばかり)。

しかし、大人になって転んだのは、雪道以外では、初めてかもしれない。

転んでもただで起きないのが、私の信条でもある。

凹を凸に変えるのが私の得意技だ。

いつもなら、手負いの虎ならぬ傷だらけのヒーローを気取って、ストイックな自己満足で終わらしていた恥ずかしいアクシデントを、笑いに変えることにした。

自分から皆に言いふらして、コミュニケーションの材料にした。

俺ってこんなキャラだったっけ?

自分をさらけ出すことは、悪くない。いや、むしろ気持ち言いことだ。

そして、変なプライドを取り去ったとき、コアで密なコミュニケーションが成立するのだ。

失敗を恐れたり、人から良く思われようとするよりも、まず素直に自分を楽しもう!