iPodTouchは宝の山
iPodTouchのコンテンツも段々と充実してきた。
映画など長時間のコンテンツはあまり入れない代わりに、YouTubeの細切れ動画をたくさん入れて持ち歩いている。
ガンガン入れても、まだまだ入る。32GBの容量はとても助かる。
イチロー、尾崎豊、太宰治、勝間和代さん、大前研一さん、神田昌典さん、山崎拓巳さん、佐藤可士和さん、ショーンさんのJ-WAVE MakeIt21、松岡正剛校長、小川浩さん、スティーブジョブズ、オバマ大統領、爆笑問題などなどお気に入りのコンテンツを1台のiPodTouchに集約して持ち運ぶのは、何とも贅沢な気分だ。
朝晩に歩きながら賢人の言葉にインスパイアされる。
通勤時間も以前ほど苦にならなくなってきた。
ときどき洗脳されそうになるが、私は彼らを尊敬こそすれ、崇拝している訳ではなく、彼らから少しでも技や生き方を盗もうとしているだけなので、「あー、いい話を聞いたな〜」では済まさない。
何度でも聞いて、心とDNAに刻み込み、それをすぐに活かそうとしてしまう。
彼らの言葉をあたかも自分の言葉のように話す。
彼らが自分の背中を押してくれているかのように、次々と言葉が出てくる。
そして、それを何人かに話しているうちに、本当に自分の言葉になってしまう。
そうやって徐々に自分の守備範囲が広がってくるのだ。
1つ1つのコンテンツはそれ自体「点」に過ぎないが、自分の趣向やセンスで数々の「点」を集めていくと、点と点がくっついたり、離れたり、また別の点とくっついたりして、やがて脈(コンテクスト)としての「線」になり、いくつもの面やゾーンや領域が出来上がっていく。
多面的な自分=魅力的な自分が出来上がるという訳だ。
人生における日々の一つ一つの活動は点だが、それを愚直に続けて行くと、ある日突然ブレークポイントが見えてきて、いいアイデアが生まれ、それが人の目に止まり、人やモノやお金が集まってくる。
とにかく、しつこいぐらいに何度も何度も考え、集めたり捨てたりしながら、より良いものを生み出していく。
「無から有」,「有からさらに上の有」を生み出すクリエイターと呼ばれる人々は、傍から見るとかっこよくみえるが、血の出るような努力をしている。
自分の好きなことにフォーカスして、自分の信じた道を歩み、その結果多くの人たちの力になっている。
日々雑用に追われて、鼻血が出そうになって、ふらふらになっている自分とは大違いだ。
このままじゃかっこわるいな。
これでは、子供たちから嫌われてしまいそうだ。
子供たちも今週から幼稚園に通い始めた。子供ながらに、新しい環境で頑張っているようだ。
ふと、アートディレクターの佐藤可士和さんが手掛けた「ふじ幼稚園」を見てみたくなった。