おそるべし『ヨコミネ式学習法』

フジテレビ系列『エチカの鏡』で『横峯吉文 すべての子供は天才である 第二弾』という企画をやっていて、思わず見入ってしまった。

『ヨコミネ式学習法=YYプロジェクト全国放送第二弾!』とのことで、6月に放送された第一弾がものすごい反響だったようで、第二弾が企画されたとのこと。

ヨコミネ式学習法とは、横峯吉文校長(横峯さくらさんの叔父)の考え出した教育法である。

まずは、横峯吉文校長のプロフィールを紹介しよう。

1951年3月1日生まれ。A型(たまにB型)
鹿児島県志布志市社会福祉法人純真福祉会「通山保育園」を設立。現在は3つの保育園と「太陽の子山学校演習場」、「太陽の子児童館」の理事長。卒園までに園児全員が逆立ちで歩いたり、5歳児で漢字が読み書きできたりと、そのユニークな「ヨコミネ式」子育ては全国的に話題となり、カリキュラムとして採用する保育園、幼稚園が急増している。
女子プロゴルファー膻峯さくらの父・良郎氏は実弟

ともかく、この保育園の子どもたちは、体操でも音楽でも勉強でも全員がいろんなことができるのだ。
できない子がいたら、皆で励まして、できるまで応援する。

  • 決して甘やかさないし、放置もしない
  • 一から体と頭で覚えさせる(積み上げる感覚を植え付ける)
  • 小さな成功体験を数多く与えてやる気を引き出す

横峯校長の30年もの経験から、どうしたら子どもが喜ぶか?やる気になるか?伸びるか?を熟知しているのだ。

そして、その驚くべき成果は?

体操でいえば、

  1. 50M走 年長児 平均10秒45(小2年全国平均10秒74)
  2. 逆立ち歩き
  3. 跳び箱10段
  4. Yokomine式レスリングで小学校2年生に勝てる
  5. 20日間の夏期スイミングで15M泳げる

本読みでは、

3歳の夏までに全員が拾い読み、4歳でスラスラ、5歳で小3〜4年生の本を読みます。この方法でいくと卒園までに1500冊〜2000冊の本を全員が読破します。

計算では、

3歳の夏からたまたま足し算がはじまります。これもどこにも市販されていない独特なYokomine式で、子どもたちはゲームするかのごとく、集中して計算していきます。教えることはほとんどありません。自分で考え、どんどんレベルが上がっていく。子どもは計算が大好きです。

音楽では、

簡単な曲から鍵盤ハーモニカで一曲ずつ積み上げていきます。20曲ほどいきますと、絶対音感がついてきます。なので、新しい曲を与えると、すぐに音をさがして弾くようになります。

うちの子どもたちと違って、この保育園の園児たちは、知力・体力・精神力ともにはるか先を行っているようだ。

こんな保育園で学ばせたらたくましくなるんだろうなぁ、と思いながらTVを見ていた。

最後に、横峯校長の基本理念を紹介したい。『志』が素晴らしい。

『すべての子どもが天才である』ことを信念とし、
今まで保育園経営をして参りました。
すべては一から、育て方次第ということも
身をもって実感しております。
これからの日本を担う子どもたちを、
強く、たくましく、賢く育てるために
『心の力・学ぶ力・体の力』が必要不可欠です。
すべての子どもたちを常識ある人間、良識ある人間、
世のため人のために尽くす人間に育てることが目標です。
そのほとんどを決定するのは幼児期。
そして、今取り組まれている学育・Yokomine式は、
今まで培ってきた園経営のノウハウと、
現場の先生方のアイディアから生まれた方法です。
これにより、どの子もすばらしい子どもたちに育っています。
子どもたちの才能は私たちの想像以上です。
本当に子どもってすばらしい!
横峯吉文校長の基本理念)

「日本の改革は教育から」〜まさにその通りだと痛感した。