今こそ、焦らずコツコツと

久々のブログ更新である。

Twitterで忙しいというのもあるが、それ以上に仕事が逼迫していて、とにかく時間がない。

家に帰宅するのも遅くなり、クタクタになって帰宅すると、風呂経由でベッドに倒れこむ毎日。

次期システム移行がいよいよスクランブル体制に入った。

もはや、目標に向かって突き進むしかない状況だ。

一刻の猶予もない。

それでも、視野を広く持ち、アンテナを張り巡らせる。

セミナーにも行くし、本も読むし、ブログも書くし、ツイッターもやる。

それが自分の原動力ともなるし、生きていることの証だから。

無理に結論は出さなくていい。

悩み、苦しみ、もがき、挫折し、失敗し、そこからどうやって脱出したか、どれだけ成長できたか、その経緯こそが大事だ。

生きているプロセスを記録する。まさにライフログ

その中から「ターニングポイント」や「ブレークスルーポイント」が何だったのかを後から分析することは重要だと思う。

才能に恵まれない普通の人間がどう戦うか?の戦略立案のヒントになる。


さて、今日のMakeIt21のゲストは「前杉並区立和田中学校校長」の藤原和博さん。

大阪府知事特別顧問/東京学芸大学客員教授
杉並区立和田中学校・前校長/元リクルート社フェロー

1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。
東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、
1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。
2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。
08年、橋下大阪府知事の特別顧問に。
著書は『人生の教科書[よのなかのルール]』
『人生の教科書[人間関係]』(ちくま文庫)など人生の教科書シリーズ、
リクルートという奇跡』(文春文庫)、『校長先生になろう!』(日経BP)、
ビジネスマンの問題解決に必須の情報編集力を解説した『つなげる力』(文芸春秋社)等。
日本の技術と職人芸の結晶であるブランドを超えた腕時計「japan」を
諏訪の時計師と共同開発。
J-WAVE MakeIt21のMovers&Shakersより)

まさに、サラリーマン校長で、教育改革の先駆者である。

藤原和博さんは、NHK教育の「知る楽」で始めて存在を知ったばかりだ。

勝間和代さんがインタビュアーだったので、なおさら印象に残っている。

確かに、さだまさしに似ていると思っていたが(笑)、今日自らそれに言及されるとは思わなかった。

近著の『35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画』のターゲットは、25歳ぐらいから40代後半ぐらいまでと聞き、自分もまだまだ遅くないと痛感した。

今日の格言は以下の通り。

ビジネスマンは35歳からは最初に名刺を出さないこと!
(会社名に頼らず、自分ブランドを構築することが大事)

正解ではなく、納得解を導け!
(一度ダメでも納得するまで修正していく力が必要)

才能は1万時間やり続けたもの(または、やり続けること)!
(働く時間は約2000時間/年なので、5年頑張り続ければ本物になる)

1つ1つ信用を作っていくこと!
(一攫千金はない。愚直に積み上げるべし)

改革を巻き起こす人のパワーは計り知れない。

しかし、どんなにパワーのある改革者でも最初から成功した訳ではない。

藤原和博さんも、リクルート時代にプレゼン能力を1万時間以上かけて徹底的に磨いた。

そして、その技を実践(顧客との折衝)の中でブラッシュアップした。

さらには、その力を教育現場に持ち込み、理解者や賛同者を増殖していった。

藤原さんの現場力は、企業のフェローを目指す方々や、起業を目指す私にとって大きな力となりそうだ。